半日プチ断食ダイエットのやり方

プチ断食ダイエットにはいくつか種類があります。それは絶食する期間の長さでわけて考えるもので、一般的には「半日断食」「1日断食」「3日断食」の3つがあります。このほかにもさらに長期の絶食もありますが、専門家ではないわたしたちが自宅でひとりでおこなうのはキケンであり、やはり3日間が限界だと思います。

もちろん、3食すべて抜くというハードな内容でないならば、1週間でも2週間でも続けて良いでしょう。しかし、基本的には3日断食がひとつの限界の目安であり、さらに安全性を重視するなら1日間までにとどめておき、あとは半日断食を数週間続けるというのが適度なダイエットだと考えています。

半日プチ断食ダイエットとは？

さて、3つのうち最も手軽におこなえて、しかも継続しやすいのが「半日プチ断食ダイエット」です。断食や絶食、もしくはファスティングなどと聞くとすこし身構えてしまいますが、そんな大そうなものではなく、単純に「朝食を酵素ドリンクに置き換えるダイエット」のことです。

朝食を置き換えるだけなら続けやすいですし、昼までゴハンを食べないだけというのならガマンもできそうですよね。まずは絶食というものを体験する、何なのかを知るために最適なプログラムだといえます。

また、いままでプチ断食ダイエットをおこなったことがない場合、いきなり3日間の絶食に挑戦することはキケンですし、失敗の可能性が高まります。半日プチ断食ダイエットを最初におこなうことで、絶食に慣れることができ、その後さらに絶食期間をのばしていくための足がかりとすることができます。

半日断食は、はじめてのプチ断食ダイエットにいちばんオススメの方法なのです。

半日断食のやり方

半日断食のやり方はとてもカンタンです。絶食期間にはいる前日の夕食を18時、あるいは遅くても19時までにすませれば、それで準備完了。翌日の朝食を酵素ドリンクに置き換えて、ほかには何も口にせず、昼食に回復食を食べればおしまいです。

1. 前日の夕食を18時までに食べる
2. 当日の朝食を酵素ドリンクのみに置き換える
3. 当日の昼食に回復食を食べる

以上の3ステップのみのカンタンな絶食なので、はじめての方でも安心しておこなうことができると思います。朝食を1回置き換えるだけとはいえ、前日の18時から当日の12時まで絶食したとすると、じつに18時間も消化器官を休ませることができます。

できれば3日間ほど肉類を食べず、野菜や豆類、玄米などが中心のヘルシーな食事を続ける準備期間があればもっと良いですが、特になくても問題ありません。

半日断食のポイントと注意点

半日プチ断食ダイエットをおこなうときの注意点は、「前日の夕食をかならず19時までに終わらせる」「間食しない」「当日の朝食は酵素ドリンクだけにする」の3点です。注意点というほどのものではなく、すべて上記のやり方どおりにおこなえば意識しなくてもクリアできることです。

どうしても夕食のあとや朝食のあとに間食したくなる瞬間がでてくると思いますが、そのときはグッとこらえましょう。半日間だけの絶食もできないようでは、1日間や3日間の絶食はとてもできません。すこし緊張感をもっておこなうのが良いかもしれませんね。

ほかにポイントとして、「お腹がすいたら酵素ドリンクを飲む」「回復食には玄米粥や蕎麦を食べる」などがあげられます。

酵素ドリンクは、自分が買った商品の規定量を飲むのが基本です。しかしお腹がすいてしまったときに、間食をするよりは酵素ドリンクをプラスするほうが良いと考えられます。基本的に酵素ドリンクはヘルシーなので、すこしくらい多めに飲んでも問題ありません。

また、回復食には玄米粥、蕎麦などがオススメです。半日間とはいえ消化器官を休ませることになるので、絶食明けにはじめに口にするものには、消化に良いものが適しているからです。

酵素ドリンク以外でもOK

朝食を置き換えるとき、酵素ドリンク以外のものをつかっても大丈夫です。1日間や3日間の絶食とくらべて、半日プチ断食ダイエットは栄養不足になる可能性が低いので、置き換えるものにはある程度の自由度があります。

いま流行しているグリーンスムージーや、野菜ジュースに置き換えるのも良いかもしれません。ただし、野菜ジュースは意外とカロリーが高いので、飲み過ぎには注意しましょう。

断食は続けることが大事

半日プチ断食ダイエットはカンタンにおこなえる内容であり、はじめての方にオススメです。しかし、1回だけおこなってもあまり意味はありません。1回おこなってみてできそうであれば、1週間続けてみる、2週間続けてみるというように、すこしずつ期間をのばしていくことをオススメします。

また、半日プチ断食ダイエットは、それ単体でやるというよりも、1日間の絶食、3日間の絶食などのあとに、体重を維持するためにおこなう方法として適したものです。

プチ断食ダイエットのはじめのステップとしておこない、さらに続けてみて、最終的にはより長い期間のプログラムをおこなったあとの補助プログラムとしておこなう、というように上手く活用できるのが、半日プチ断食ダイエットの良いところです。

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