プチ断食ダイエットをしてはいけない4つのケース
2015/04/19
プチ断食ダイエットは、基本的に自宅でひとりでおこなっても問題ないものです。正しい方法で絶食すれば、リスクは小さく抑えることができ、ある程度のダイエット効果やデトックス効果を期待することができます。
もちろん、朝食置き換えダイエットや1日間のプチ断食ダイエットではなく、3日間以上の絶食に挑戦する場合には、ひとりでおこなうことは避けたほうが良いです。過去に断食道場などでプログラムを実践したというような経験があるならまだしも、はじめてプチ断食ダイエットをおこなう場合には特に注意が必要です。
体調がすぐれない場合におこなうのもキケンですので、ムリをしないようにしましょう。そのほかにも、薬を服用している方、適正年齢ではない方、痩せすぎの方、妊娠中・授乳中の方には、プチ断食ダイエットはオススメできません。
薬を服用している場合
なんらかの疾患をかかえている場合、また薬を服用している場合はプチ断食ダイエットはやめましょう。欧米ではいろいろな病気の治療法のひとつとして絶食療法がおこなわれることもあり、実際に成果もでているようですが、それはあくまで合理的な理論にもとづいて医師の管理下でおこなわれているものです。
医師でもない一般人が、おそらく大丈夫だろうというあいまいな判断で絶食状態になることは、大いなキケンをともないます。そもそも薬は人工物であり、デトックスの対象です。薬を服用しながらプチ断食ダイエットをおこなうのは、その目的に反することです。
病気をかかえている場合、服薬している場合には、特別な事情がある場合をのぞいて、プチ断食ダイエットはおこなわないようにしましょう。
適正年齢ではない場合
プチ断食ダイエットの適正年齢は、中学生から60歳ごろまでとされています。高齢の方がおこなう場合にはキケンがともないますし、中学生以下の未発達な状態でおこなうのもオススメできません。中学生でも、肥満児以外はおこなわないようにしましょう。
痩せすぎの場合
痩せすぎているという場合にも、プチ断食ダイエットはオススメできません。健康的に痩せることが目的であり、すでに痩せすぎている場合に絶食状態になるのは、反対に健康を害してしまう可能性があるからです。
具体的には、BMI(ボディマス指数)※が18.5未満である、日本肥満学会の基準における「低体重(痩せ型)」の方は、プチ断食ダイエットをおこなう必要はないでしょう。
※ BMIとは、体重と身長の関係から肥満度をはかる指数です。体重(kg)を、身長(m)の2乗で割ってもとめます。たとえば、体重70kg・身長1.8mなら、BMIは21.6です。
妊娠中・授乳中の場合
妊娠中の場合も、プチ断食ダイエットは避けましょう。これから生まれてくる新しい生命のために、タンパク質・脂質・糖質のほか、ビタミンやミネラルなどの栄養素を十分に摂る必要があるからです。
授乳中の場合も同じです。乳児に必要な栄養をあたえられるように、自分自身もしっかり栄養を摂る必要があります。ただし、おこなわないほうが良いのはプチ断食ダイエットであり、酵素ドリンクを飲むこと自体は問題ありません。
むしろ栄養たっぷりの酵素ドリンクを飲むことは、妊娠中・授乳中に摂るべき栄養を補うという点でオススメできます。もちろんその際には、食品添加物をいっさい含まない完全無添加の酵素ドリンクを選ぶようにしましょう。
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