プチ断食ダイエットとは

プチ断食ダイエットとは、ひとことでいうと「断食、絶食することで体重を減らす」ことです。あたまにプチがつくので、「かるい断食によるダイエット」と考えるとイメージしやすいと思います。

プチ断食ダイエットは最近、テレビや雑誌などで特集が組まれることが多く、それによって働く女性、主婦にかぎらず、サラリーマンなどにも広く知られているようです。しかし、もともと古来から宗教的な意味でおこなわれてきたものでもあります。代表的なものにイスラム教の「ラマダーン（ラマダン）」がありますが、聞いたことがあるかもしれませんね。

もちろん現代の方法は従来のもとはちがいます。昔からおこなわれてきた単純な絶食による方法は、必要な栄養を摂れず体調をわるくする原因になることもしばしばありました。断食と聞くとそのツラさをイメージしてしまい、なかなかプチ断食ダイエットに踏みこめないという人もいるでしょう。

酵素ドリンクで栄養を摂りながらおこなう

いま話題になっているプチ断食ダイエットは、「酵素ドリンク」または「ファスティングジュース」と呼ばれる栄養たっぷりの飲み物を飲みながらおこなうため、健康的に痩せることができます。また、酵素ドリンクを飲むことで空腹感を抑えることができるので、ツラさも従来の方法より格段に減っているはずです。

酵素ドリンクとは、野草や野菜、果物などを発酵させて抽出したエキスそのもの、もしくはそれを水などで薄めた飲み物をさします。基本的には、前者の植物発酵エキスそのもののことを意味しており、プチ断食ダイエットでは、自分でそれを水や炭酸水で薄めて飲みつつ、固形物を摂らないという方法でおこないます。

何10種類、100数十種類の原材料をもとにつくられた無添加の酵素ドリンクには、酵母、ビタミン、ミネラルなどが豊富に含まれており、その高濃度の酵素ドリンクを摂りながら断食をおこなうことで、体調をくずさずに健康的に痩せることをめざします。

プチ断食ダイエットの期間

プチ断食ダイエットで多くおこなわれているのは、だいたい半日から3日間ほどの期間のものです。半日のプチ断食ダイエットというのは朝食置き換えダイエットのことで、夕食（18時）から昼食（12時）までの18時間、絶食状態になることを意味します。

断食は英語でファスティングといい、もともとブレイクファスト（朝食）という言葉は、「断食を破る（breakfast）」というのが由来だったといわれています。最近では、体内のリズムとしては、昼までは排泄の時間とするのが良いとされていますが、昔から朝食はとらないほうが良いという考えがあったのかもしれません。

朝食置き換えダイエットに慣れれば、次のステージが待っています。1日から3日間のプチ断食ダイエットです。朝食を抜くだけのものとくらべると少しむずかしいですが、わたしが経験したかぎりでは、まずは1日間、そして2日間、3日間と段階的にのばしていけば意外と苦にならないものです。

半日より1日間、そして2日間、3日間と期間を長くしていくことで、プチ断食ダイエットの効果もより大きくなります。まずは朝食置き換えに慣れて、そして1日間、3日間とだんだん長くしていくのが良いでしょう。

プチ断食ダイエットの目的

プチ断食ダイエットの目的は、「健康的に痩せる」ことです。昔ながらの単純な絶食では健康に良くないし、健康になるだけでもダイエットという目的は果たせません。酵素ドリンクを飲みながらおこなうプチ断食ダイエットは、その両方を達成できる可能性があります。

先ほど述べたとおり、酵素ドリンクによって、必要な「酵母、ビタミン、ミネラル」を摂りながらおこなうため、絶食状態になりながらも必要な栄養素はキープできます。それと同時に、ふだん絶え間なくつかっている胃腸などの内臓（消化器官）を休ませることで、デトックス効果を期待できます。

正しい方法でプチ断食ダイエットをおこなうことで、必要な栄養素を摂ることで健康を保つ、胃腸などをキレイにしてデトックスする、結果として痩せるという素晴らしい効果を期待することができます。

このブログ「プチ断食ダイエットの達人」では正しいやり方、酵素ドリンクの選び方、くじけそうなときのアドバイスなどを掲載しているので、ぜひ参考にしてくださいね。プチ断食ダイエットで、健康的に痩せましょう。

 -プチ断食ダイエットの基礎知識