プチ断食ダイエット中の運動について

プチ断食ダイエット中の運動は、よりダイエット効果やデトックス効果を高めてくれます。消費カロリーが増えることで体重減少を期待することができますし、血流が良くなることで毒素の排出もスムーズにおこなわれるようになると考えられます。

また、好転反応として頭痛やだるさ、体の冷えなどがでたときの対処法としても有効です。軽めのウォーキング、ストレッチ、ヨガなどをおこなって、より効果的にプチ断食ダイエットをおこないましょう。

プチ断食ダイエット中に運動をしてもOK

プチ断食ダイエットでは、絶食をするのでふだんの生活よりも摂取カロリーが少なくなります。そのため運動をしても良いものなのか、健康に害がないのかと不安になるところですが、結論をいうと運動をすることは問題ありません。

むしろ、準備不足や酵素不足などからくる好転反応がでたときの対処法としても有効なものです（好転反応の詳細は「プチ断食ダイエットの『好転反応』とその対処法」参照）。ふだん日常的にエクササイズをおこなっている場合、プチ断食ダイエット中だからといって中断する必要はないので安心しておこなってください。

プチ断食中のエクササイズの注意点

プチ断食ダイエット中にも運動をおこなって問題はないのですが、いくつか注意点があります。まず、負荷の大きい運動は避けるべきです。酵素ドリンクを飲むとはいっても、摂取できる栄養素、カロリーは最低限のものです。そのため、強度の高い運動をおこなうのはオススメできません。

高重量のトレーニングや、長時間のウォーキング、速いピッチのランニングなどはもってのほかです。軽めのウォーキング、ヨガ、ストレッチなどにとどめるようにしましょう。

次に、水分と酵素ドリンクの摂り方に気をつけましょう。プチ断食ダイエット中は基本的に塩分を摂らないので、体に水分を保ちにくい状態になります。そのためふだんよりも多めに水分を摂取する必要がありますが、運動をおこなうと汗として水分が排出されます。

そのため、よりいっそう水分摂取を意識的におこなう必要があります。また、運動をするのにエネルギーが必要なため、酵素やほかの栄養素も、安静にしているときよりも不足しがちになります。

絶食状態のときの運動は、それ自体には問題はありませんが、前後にきちんと水分と酵素ドリンクの摂取をすること、そしてそれらを意識的に多めに摂るべきであるということを忘れないようにしましょう。

運動と食事が健康をつくる

本来、運動というのは健康のためにとても良いものです。安静時の体温の約25％、運動時の体温の約50％が筋肉によってつくられるといわれているように、体温をつくりだすうえで運動と筋肉は必要不可欠のものです。

体温が上がることによって、血液中の老廃物の燃焼、脂肪の燃焼がうながされると言われており、体温が上がることによる健康効果、反対に下がることによる不健康への影響はかなり大きいと思われます。

プチ断食ダイエットは食事の観点から健康へアプローチするものですが、それと運動によるアプローチも組み合わせることによって、より健康的に痩せるということが実現しやすくなるはずです。

プチ断食ダイエット中のエクササイズにかぎらず、ふだんからウォーキングなどの有酸素運動、そして自宅でできる筋力トレーニングなどをおこなうことをオススメします。

 -プチ断食ダイエットの基礎知識